尻舟
ホノルルでギターを拾った小林は「バンドやらへん?」と旧友村越の元を訪れる。この映画の主人公、村越は路上でお*の絵を描きながら生活している。村越はある日、*で寝そべるホームレス木谷麻子の*を見つける。それは村越の理想の*だった。しかし、麻子は「お*の絵を描いている」なんてことを信じず、誤解する。村越は不安定になりながらもバイトを始め、それが正しいのかどうかも分からないままアパートを借りれるだけのお金を握りしめて麻子のもとへ。その頃、小林は地球**軍のバンドメンバーを探して街を彷徨っていた。 コメント(1) 関西、特に大阪のアンダーグラウンドな音楽は1970年代以降、常に斬新で世界最高峰の異端であり続けている。この独自のパワーを映像化できる監督/宮本杜朗がようやく現れた。その底抜けの深さは絶望も希望も、悪意も愛も同意だ。メディアやネットが語る世界などまる...