码头女布鲁斯原名:波止場女のブルース,又名Hatoba onna no burusu
1970年10月3日公開 上条槇は、妻子ある男広田洋介の愛人として、他人から見れば何不自由ない生活を送っていた。豪華なマンション、車、そして会員制のクラブのマダムとしての地位。しかし、洋介との情事にも、豪華なものにとりまかれた生活にも何かやりきれない物足りなさを感じていた。そんな時間の流れのなかでふと立寄った近くのグランドで黙々と練習に励む青年、一政に心を奪われる。数日後、槇は練習を終えて帰ってくる一政をドライブに誘った。横浜で車をすて、一政の行きつけの露路裏でラーメンを啜る槇は、今まで体験したことのない、心の充実を感じていた。一政は父の生き方に反抗して、横浜で自活しながら大学に通っていた。一政を知って以来、槇の生活は荒れ始めた。囲れ者としての自分は、純真な一政にふさわしくない女であることがたまらなかった。そんな苦しみを少しでも柔らげるために、街中で...