東京ノワール
「狂犬」で2016年ゆうばり国際映画祭オフシアター・コンペティション部門入賞を果たしたヤマシタマサ監督による、裏社会に生きる男を描いたハードボイルド。金本組という小さな組の若頭・鳴海。東京の裏社会で20年生きてきた鳴海は相棒である山城の一周忌を目前に控え、裏社会からの引退を決意する。しかし、最後の仕事と決めた拳銃密売取引の現場で銃が暴発し、仲間の島袋が相手組員を誤って殺してしまう。さらにその組員が潜入捜査官だった事が判明。鳴海は裏社会だけでなく警察組織からも狙われる状況となってしまう。