晴子的啦啦队长原名:晴子の応援団長,
練馬鑑別所に腕にエンゼルの刺青を彫った「天使のマリー」と呼ばれる娘ペテン師が収容されていた。補導員の松谷先生も手を焼くズベ公だったが、根は純情で正義感の強い少女だった。ある日、そのマリーが脱走した。そして、彼女と瓜二つの高校生岡部晴子に***逢った。晴子は両親に叱られて家出して来たのだった。家へ帰りたくないという晴子の言葉にマリーは、お互の*をとりかえ、マリーが晴子に、晴子がマリーに、変装してしまった。自動車事故で記憶喪失したと称して、うまうまと岡部運動具店に入りこんだマリーは「ネリカン」時代の癖がでて、ヒヤ汗の連続。しかし、人のいい辰吉、菊枝の夫婦は全然疑おうともしなかった。向いの前川食堂の一人息子俊介は、晴子の亡くなった兄一郎の親友で、共に城南大学の花形だったが、一郎は練習の無理がたたって急逝し、俊介だけがプロ球団のスカウトから追い廻される選手と...