玄海 ~わたしの海へ~
福岡県宗像市内の女子高校生・沖田海生(大束友紀)は、まき網船団代表の父・宗一(原田大二郎)と二人暮し。9歳の時に母・瞳(水沢螢)を海女漁の事故で亡くしましたが、港を遊び場として育ち、漁業の手伝いもこなしています。一方、離れて暮らす***の兄・玄(加々美正史)は、母を奪った海を今も許せず、体育教師になる勉強をしています。ある日とうとう、漁業を継がないと公言して父やまき網船団の仲間と衝突。それをきっかけに、海生は高校の進路相談で漁師になりたいと**、最初は反対した宗一も、夏休みに船に乗ってみるよう海生に告げます…。玄界灘で生きる漁師たちの心情を描いた久松真一脚本のドラマで、第30回放送文化基金賞番組部門本賞と出演者賞(大束友紀)を受賞しました。