夢みた旅
故郷で子供たちに絵を教えることを夢みて来日し、日本の厳しい現実の壁にぶつかりつつも懸命に生きるベトナム就学生の女性。そして、東京の下町でペンキ職人の二代目として何不自由ない環境の中にいながらも、将来に夢を持ちえないでいる日本人青年。この二人の愛の過程を***・東京を舞台に一つのメルヘンとして描きながら、日本で働き学ぶ外国人の増加という、国際化の問題に直面する日本の現実を考える。 第31回日本テレビ技術賞受賞(撮影・照明)作品。ペンキ職人の2代目が、重い過去を背負って来日したベトナム人の女性と知り合う。